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解雇規制を撤廃、雇用制度を自由化し、労働行政を簡素化せよ! 100の行動42 厚生労働8
初稿執筆日:2013年11月1日
第二稿執筆日:2015年10月28日
2015年8月の完全失業者数は225万人、完全失業率は3.4%だった。一方で、雇用者(5267万人)のうち、非正規の職員・従業員は1953万人となり、非正規比率は37.1%と過去最高の水準となっている。
バブルが崩壊した直後の1992年における非正規社員数は、958万人、正規雇用の社員は3705万人であった。つまり、20年間で非正規社員は1000万人増え、正規社員は500万人も減ったのだ。
これは、不景気にあえぐ企業が雇用の調整弁として、解雇しやすい非正規社員に流れたことが主な要因だろう。正規社員を守る厳しい労働規制のために、逆に正規社員になれる人を少なくしてしまった構造だ。
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