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iPS細胞等の最先端医療技術で世界をリードせよ! 100の行動41 厚生労働7

初稿執筆日:2013年10月25日

第二稿執筆日:2015年10月20日

 京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞されたのは記憶に新しい。2006年に山中教授らによって初めて作製されたiPS細胞は、人間の皮膚などの体細胞に、極少数の遺伝子を導入し、数週間培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞に変化する細胞 (induced pluripotent stem cell:iPS細胞)だ。iPSの名付けは山中教授によってなされ、最初のiを小文字にしたのは、当時大流行していたアップル社のiPodのように世界に普及して欲しいという願いも込められているという。

Oct 25 / 2013
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医療制度の抜本改革を!~株式会社の参入やIT活用を 100の行動40  厚生労働6

初稿執筆日:2013年10月18日

第二稿執筆日:2015年11月20日

 現在、日本全体で医療に使われる国民医療費は、41.8兆円である。厚労省の推計では医療費が2025年には54兆円にまで増加することは、以前指摘した通りだ。この数字は、今の仕組みを維持したままでは日本の医療保険財政が破綻することを示している。だからこそ、100の行動35(厚生労働1)では、国民が医療サービスをなるべく使わなくても済むインセンティブを制度に組み入れるための「行動」を提言した。

Oct 18 / 2013
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少子化対策のためにタブーに立ち向かえ~結婚していなくても子どもを育てられる社会に! 100の行動39 厚生労働5

初稿執筆日:2013年10月11日

第二稿執筆日:2015年10月13日

 2014年の日本の出生数は、過去最小の100万3539人だった。死亡数は126万9000人(推計値)。今年も人口が減少し、2005年をピークに人口減少が続いている。よく知られているように、人口を維持するのに必要な出生率は2.08とされている。日本の出生率は1.41と非常に低い。このままでは、2050年には9500万人に、2100年には4700万人まで日本の人口は減ってしまう。

 2050年時点では、0歳から64歳の人口が3000万人減り、一方で65歳以上の人口は微増する計算となる。このままでは、人口減でありかつ過度な高齢化社会となる。「以前は、胴上げができたのが、騎馬戦になり、肩車になっていく」とたとえられるように、労働人口対高齢者の割合は、労働者の負担が増す方向に劇的に変化している。

Oct 11 / 2013
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「生活保護制度」不公平感が無く、自立を促す制度に抜本的改革を! 100の行動38 厚生労働4

初稿執筆日:2013年10月4日

第二稿執筆日:2015年10月13日

 生活保護に使われる国費は2014年で3.8兆円までふくれあがっている。このうち、約半分が医療扶助だ。今の制度では、生活保護の対象者は、医療サービスを無償で受けることができる。さらに、税や社会保険料の負担も無く、NHKの受信料も無料になるなど手厚い保護がある。しかも生活保護支給費は最低賃金や年金よりも高い。このため、生活保護にかかる予算が膨れ上がっているのだ。私たちがセーフティーネットのある社会に暮らしていることは、素晴らしいことだ。人生において、いつ何が起こるかは誰にも分からない。病気や怪我、仕事での失敗で収入が無くなってしまったような時に、最低限のセーフティーネットがあることは、この国の財産だろう。「100の行動」における社会保障改革の議論においても、最初に設定した大原則として、(1)医療や年金、介護といった保険制度は社会保険の範囲内で持続可能な制度を目指すとともに、(2)保険制度から漏れた人を救済するセーフティーネットとして生活保護制度は税金で支える、とした。

Oct 04 / 2013
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